ミヒャエル・ゾーヴァ
ミヒャエル・ゾーヴァ展、行ってきました。
この人は誰と聞かれたら、映画「アメリ」でアメリのベッドサイドの絵とランプを作った人と言うと、わかりやすいかも。
とても毒のある絵を描く人で、でもその毒って胸に突き刺さるものではなく、世界を曲がった視点から見ると、世の中って面白かったり生きやすかったりするんだよと教えてくれるような、優しい絵でした。
ユーモアの精神が、この人の一番の才能だと思う。
とてもやさしい。とてもまっすぐ。といえば、心清らかのようだけど、澄んでるだけの水には、食べ物はないのよ。
ペンは剣と同じ力を持つのよ。
歩みを止めたらおしまいなのよ。
絵本の挿絵の原画が目当てでしたが、最後のコーナーに本人が仕事中に試し塗りをした紙の展示があって、画材の写真もあって、それが一番嬉しかったです。なんかもう絵を楽しみに行ったんじゃなくて、貪欲で申し訳ない気持ちになりつつ。
リキテックスの写真に納得。でもホワイトもリキですか? 私がリキを使うと、塗り込みすぎだったり水が多すぎたりで、こんなに平均塗れない。や、ドールでリキはかなり使ってますが、出来れば使いたくない画材です。下手だから。
あいされた記憶のある動物のような瞳の、テディベアの「日曜日」が、いつも元気でありますように。
Luckの種でありますように。
不自由で気侭で、そんな世界で笑って生きて死ねたらいい。




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